やばい遺品整理業者に注意！不当で強引な業者の見分け方と回避方法

ご家族が亡くなった際、ご自身での遺品整理は負担が大きいため、多くの方が遺品整理業者を利用します。

しかし、遺品整理業者の中には優良業者がいる一方で、依頼主から不当に利益を得ようとする「やばい業者」も存在し、その被害が後を絶ちません。

そこで今回の記事では、やばい業者による被害事例や具体的な見分け方、事前に回避するための方法などについて、詳しく解説していきます。

これから遺品整理を業者に依頼しようか検討している方は、リスクを最小限に抑えるために、ぜひ最後までご覧ください。

やばい遺品整理業者が多い理由とは？

そもそも遺品整理とは、従来は家族や親族が協力して行うのが一般的でした。

しかし、現代では核家族化が進んだこともあり、故人と遺族が同居していなかったり、親族がそれぞれ遠方に住んでいたりして、身内だけで遺品整理を行うのが難しい時代になってきました。

そのため、遺品整理を業者に依頼する需要が高まり、年々遺品整理業者の数が増えてきています。

ただし、残念なことに需要が多いところには、よからぬ思惑を持つ業者も一定数出てきます。

遺品整理を営むための要件や業務態様などには、明確な決まりが設けられておらず、相場もわかりにくい状態であるため、誰でも新規参入できてしまいます。

その結果、安易に儲かるからという理由で参入する「やばい悪徳業者」が後を絶たず、トラブルが発生しやすくなっています。

やばい遺品整理業者の被害は年々増加

やばい遺品整理業者による被害件数は、年々増えてきています。

国民生活センターの実施した調査によると、遺品整理を含む不用品回収サービスのトラブル件数は2018年で1,354件だったものが、3年後の2021年には2,231件と1.5倍以上に増加しています。

中には行政処分を受けた業者も存在しますが、未だ十分な規制がされているとは言えないため、今後も被害件数は増加していくと予想されます。

そのため、やばい悪徳業者の被害に遭わないためには、業者の質を見極めていくことが非常に重要だといえるでしょう。

年度	相談件数
2018	1,354
2019	1,457
2020	1,788
2021	2,231

データ引用：不用品回収サービスのトラブル｜独立行政法人 国民生活センター

やばい遺品整理業者の被害事例

ここでは、やばい遺品整理業者の被害事例について、詳しく確認していきます。

似たような状況で被害に遭わないため、しっかり注意しておきましょう。

事例①：作業後の追加請求

見積もりや事前説明には無かったにもかかわらず、作業後に追加請求をしてくるやばい業者の被害事例が多々あります。

既にトラックに荷物を積み終えた後など、断りにくい状況で請求されることが多く、ひどいケースでは見積もりの2倍以上の費用を請求された事例もあります。

優良業者の場合、作業後に追加請求をすることは考えられません。

このような被害に遭った際は、安易に応じず、すぐに消費者センターや警察などに連絡するようにしましょう。

事例②：遺品の盗難・不当金額での買取

遺品の中に貴重品など価値の高いものが含まれている場合、それらを盗まれるという被害事例も多く発生しています。

文字通り遺族の目を盗んで盗難を働くケースもありますが、中には買取サービスで不当に安く買い取ったり、処分するふりをして高額で転売したりといった巧妙な手口も横行しています。

事例③：遺品の不法投棄

遺品整理業者の中には、廃棄物に関する必要な許認可を受けておらず、遺品を近所や山中などに不法投棄するやばい業者も存在します。

不法投棄された遺品の中に故人や遺族の個人情報に繋がるものがあった場合は、情報が漏洩するだけでなく、不法投棄の罰則を遺族が受ける可能性もあります。

事例④：高額なキャンセル料を請求される

やばい遺品整理業者の中には、高額なキャンセル料を請求してくるところも多く存在します。

たとえば、「トラック積み放題」というプランを提示されたものの、実際には業者の指定した規定量を超えると追加料金が発生し、「嫌ならキャンセル料を払え」と言われるケースがあります。

また、中にはクーリングオフが効かないという書面にサインをさせるなど、巧妙な手口による被害も報告されています。

事例⑤：低品質な作業

やばい遺品整理業者の被害事例には、低品質な作業によって遺品を破損させられたり、家屋に傷を付けられたりするものも多々あります。

優良業者であれば、大きな家具や家電を運ぶ際、しっかり養生したうえで慎重に運びます。

しかし、やばい業者はそのような気遣いをしないため、壁や床に大きな傷が残ってしまうことも少なくありません。

また、重要書類や処分しないように頼んでおいたものを、誤って処分してしまうケースもあります。

一度捨てられてしまったものは、もう取り返すことができません。泣き寝入りしないためにも、信頼できる業者を見極めたうえで依頼することが大切です。

やばい業者の特徴・見分け方

悪質な遺品整理業者には、ある程度共通した特徴があります。

やばい業者に依頼して後悔しないためには、それらの特徴を把握し、適切に見分けることが大切です。

ここでは、代表的な4つの特徴と見分け方について、詳細を確認していきましょう。

特徴①：見積もり金額が極端に安い

やばい遺品整理業者の1つ目の特徴は、見積もり金額が極端に安い点です。

見積もりの時点で相場より著しく安い金額を提示してくる業者は、後から追加請求をしてくる可能性があります。その結果、費用が安く済むどころか、結果的に法外な費用がかかってしまうことも少なくありません。

特徴②：見積もりに費用がかかる

やばい遺品整理業者の2つ目の特徴は、見積もりだけでも費用を請求してくる点です。

優良業者であれば、電話やメールでの見積もりはもちろんのこと、訪問見積もりであっても、基本的には無料で実施してくれます。

そのため、「訪問見積もりをするには○○円の費用がかかる」などと言ってくる場合は、悪質な業者である可能性が高いといえます。

また、見積もりに費用がかかるからと口頭のやり取りだけで契約すると、後から高額請求される恐れがあるので、特に注意が必要です。

特徴③：問い合わせ対応が悪い

やばい遺品整理業者の3つ目の特徴として、問い合わせ時の対応態度が悪い点が挙げられます。

悪質な業者は遺品整理を単なるお金儲けにしか考えていないため、真摯な態度は期待できません。

そのため、電話での対応が投げやりだったり、メールの書面に不誠実な部分があったりする場合は、その業者は避けておくべきだといえるでしょう。

特徴④：強引に契約を迫る

やばい遺品整理業者の4つ目の特徴は、強引に契約を迫ってくる点です。

たとえば、「今契約したら安くする」などと言い、考える余裕を与えない状態で契約させる業者が多数報告されています。

その際、高圧的な態度で有無を言わせず迫ることが多く、特に年配者や女性がターゲットにされやすくなっています。

やばい遺品整理業者を回避する方法とは？

ここからは、やばい遺品整理業者を回避するための具体的な5つの方法について、詳しく解説していきます。

これから遺品整理を依頼する方は、これらの方法を参考にし、悪徳業者の被害に遭わないよう注意しましょう。

回避方法①：複数社から相見積もりを取る

遺品整理を業者に依頼する際は、複数社から相見積もりを取りましょう。

先述の通り、悪徳業者の中には相場より極端に安い金額を提示しつつ、後から高額請求をしてくるところが多くあります。

回避方法②：口コミやレビューを確認する

遺品整理を実際に依頼する前に、なるべく口コミやレビューを確認しておきましょう。

口コミやレビューが多い業者は優良業者である可能性が高いです。

その一方、十分な数の口コミがなかったり、レビュー点数が低かったりする場合は注意が必要です。

ただし、中にはサクラを使って数を稼ぐ巧妙な手口もあるので、レビューの内容まで確認しておくと安心でしょう。

また、併せて作業の実績も参考にしておくと、より間違いのない業者選びが実現します。

そのため、最低でも3社以上は見積もりを取り、その中で不自然に料金が安い業者があった場合は、依頼するのは避けるようにしましょう。

回避方法③：作業詳細や追加料金を事前に確認しておく

遺品整理を依頼する際、どんな作業なのか、追加料金は発生するのか、キャンセル料はかかるのかなど、何か不明点があれば十分に確認しておきましょう。

そうすることで、後々トラブルになる可能性を軽減できます。

また、追加料金やキャンセル料などを含め、料金に関する見積もりは口頭でなく、書面で提示してもらうようにしましょう。

口約束だけだと、後で反故にされる可能性が高まるので要注意です。

また、問い合わせ対応が丁寧かどうかについても、併せて確認しておくとよいでしょう。

回避方法④：遺品整理士が在籍している業者を選ぶ

遺品整理業者に依頼する際は、なるべく遺品整理士が在籍しているところを選びましょう。

遺品整理士とは、遺品整理に真摯に取り組んでいることを示す民間資格です。

遺品整理業に必須の資格ではありませんが、だからこそ、この資格を保持していることが優良業者である確かな証となります。

遺品整理士が在籍しているかどうかは、ホームページに記載されていることが一般的です。

在籍の有無が確認できない場合は、電話やメールなどで問い合わせるとよいでしょう。

回避方法⑤：処分しないものは分けておく

遺品整理時に処分しないものが決まっている場合は、あらかじめ分けておくことが大切です。

やばい悪徳業者の多くは、遺族の見ていない隙に遺品を盗んだり、回収すると見せかけて転売したりします。

そのため、処分せず残しておきたいものや、売却価値がある貴重品などは、事前に別の場所に分けておきましょう。

そうすれば、誤って処分されたり、不当に持ち出されたりするリスクを避けられます。

回避方法⑥：消費者センターに連絡する

遺品整理を依頼した際、業者の対応に怪しさを感じたら、消費者センターに連絡するようにしましょう。

不当な追加請求をされたり、強引に契約を迫られたりした際、消費者センターに連絡すると業者に伝えるだけでも、大きな抑止力になります。

また、実際に被害に遭う前にも相談に乗ってもらえるので、少しでも不安な点があれば、1人で悩まずにすぐ連絡するとよいでしょう。

こんな時には遺品整理業者に依頼！関西クリーンサービスの事例・活用法をご紹介

弊社関西クリーンサービスでは、様々なサービスでお客様から高評価をいただいております。その概要について、実際の事例をもとに紹介します。

事例1.一人暮らしの方の遺品整理

作業内容	遺品整理
間取り	2LDK
作業人数	4名
作業時間	5時間
料金	200,000円
処分品	衣類、タンス、家具、家電、日用品など買取品：ブランドバッグ、ジュエリー複数点
担当営業所	大阪営業所

「母の家の遺品整理をお願いしたい」とのご連絡を受け、当社にてお引き受けしました。室内には衣類や袋に入った日用品などのご遺品が沢山ありました。お母様の使われていたブランドバッグやジュエリーなども買い取らせていただき、お客様にはお喜びいただくことができました。

事例2. 賃貸アパートの遺品整理

作業内容	遺品整理
間取り	2DK
作業人数	3名
作業時間	4時間
料金	130,000円
処分品	仏壇、書類、椅子、日用品など
担当営業所	奈良営業所

「親族ではとてもできそうにないので、祖父の家の遺品整理をお願いしたい」というご連絡を受け、お伺いさせていただきました。

室内にはお仏壇や書類などが沢山あったので、お客様にひとつひとつ確認しながら、丁寧に仕分け作業を行いました。

4時間ほどで全ての作業を終えることができ、お客様には感謝のお言葉をいただくことができました。

事例3. 一軒家の遺品整理

作業内容	遺品整理
間取り	4LDK
作業人数	4名
作業時間	6時間
料金	230,000円
処分品	書類、扇風機、スチールラック、日用品など
担当営業所	京都営業所

「父が亡くなったため、実家の遺品整理と片付けを依頼したい」とのご連絡を受け、当社のスタッフがお伺いしました。

お客様にひとつひとつ確認しながらご遺品を仕分けてまとめ、不要となった物はスタッフが運び出させていただきました。

6時間ほどで全ての作業を終えることができ、お客様には感謝のお言葉をいただくことができました。

この記事を参考に悪徳業者に騙されないように注意しよう

今回は、やばい遺品整理業者について、具体的な特徴や見分け方、回避方法などを詳しく確認してきました。

遺品整理業者には、真摯に遺品と向き合う優良業者がいる一方で、利益だけを考える悪徳業者も一定数存在します。

不当にお金を騙し取られたり、遺品を盗難されたりなどのトラブルに見舞われないよう、今回ご紹介したことを参考にして、業者の質を見極めたうえで依頼するようにしましょう。

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関西クリーンサービスでは、遺品整理サービスを実施しております。

遺品整理士の有資格者が在籍する優良事業所として認定されており、幅広いニーズに対応した遺品整理が可能です。

電話・出張お見積りから、ご遺品の出張査定まですべて無料で承っております。最短即日での作業も可能なので、遺品整理でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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