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核家族化が進んだ現代、遺品整理を家族や身内だけで行うのは負担が大きく、専門業者に依頼する方が増えています。しかし、業者によって整理された遺品は回収後どうなるのかが気になって依頼をためらっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、関西で15年以上にわたって遺品整理サービスを提供する関西クリーンサービスが、専門業者によって整理された遺品の扱われ方や行方を、詳しく解説します。また、記事の後半では、遺品が適切に扱われなかったケースも紹介します。
これから遺品整理を専門業者に依頼しようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
【品目別】整理後の遺品の扱われ方
専門業者によって整理された遺品は、以下の品目によって扱われ方(行方)が異なります。
各品目の行方について、詳細を順に確認していきましょう。
形見分けの品の行方
遺品整理で仕分けられた形見の品は、丁寧に梱包したうえで、ご遺族のもとへ配送いたします。
形見分けの品とは、故人の思い出として残したい品物のことです。何を形見分けするかはさまざまですが故人の写真や手紙のほか、腕時計やアクセサリーなど身に着けていたものなどがよく選ばれます。
遺品整理業者では、形見分けの品を配送するオプションサービスが用意されています。遺品整理に立ち会えない親族や故人の友人と、故人との思い出を大切に分け合いたいという方に喜ばれているサービスです。
貴重品の行方
遺品整理で仕分けられた貴重品は、捨てずに保管し、作業後にご確認いただきます。ご依頼主様の立ち会いがない作業の場合は、形見分けの品と同様に、後日ご依頼主様に配送されます。
貴重品には色々な種類が考えられますが、特に以下のものが代表的です。これらのほかに探してほしいものがある場合も、事前にご相談いただければ、優先的に捜索しながら作業を実施します。
【必ず残す貴重品】
現金・金品類、カード類、年金手帳、通帳・印鑑、ブランド品・貴金属、証書類、土地・建物の権利書、写真・アルバム
買取品の行方
遺品整理業者の中には、価値のある遺品をその場で買い取ってくれる業者もあります。
遺品整理で買い取られた遺品は、リサイクルショップや古物市場などで販売されます。
また、国内で販売するのが難しいリユース品は、海外に輸出して再利用されています。たとえば、日本の古着や電化製品は品質が良く、東南アジアなどで非常に人気があります。
資源物の行方
リユースが難しいものは分解したうえで資源として可能な限りリサイクルされ、無駄になることはありません。
代表的な資源物は、古紙、空き缶、ペットボトル、プラスチック容器のほか、ウエス、鉄くずなどが挙げられます。これらは各リサイクル工場へ運搬され、原料などの資源として生まれ変わります。
さまざまなリサイクル業者と提携する遺品整理業者に依頼すると、できる限り資源として再利用されるため地球環境にも配慮した遺品整理が可能です。
廃棄物の行方
遺品整理ではどうしてもリサイクルできない廃棄物もあります。これらは、可燃物・不燃物・危険物などの分類に従って分別し、各自治体の処理施設で処理されます。
自分で処分が難しい粗大ごみなどは遺品整理業者に代わりに処理してもらえば、手間を大きく削減できるでしょう。
お仏壇・神棚の行方
お仏壇・神棚は、自力だと処分しにくいものです。遺品整理業者に依頼した場合、これらは合同供養やお焚き上げを執り行った後、法令に則り適切に処理されます。
合同供養では、お仏壇や神棚のほか、人形や写真などの供養も可能です。業者によっては、その場で読経などの仏事を執り行えるケースもあります。希望する場合は事前に問い合わせてみると良いでしょう。
もしも遺品が適切に扱われなかったら…
整理した遺品は、さまざまなルートを通って次に使う人の手に渡ったり、資源として生まれ変わったりします。しかし、残念ながら、不適切な方法で遺品が扱われるケースも存在するのです。
そのようなケースでは、ご依頼主様が思わぬ不利益やトラブルに見舞われる恐れもあります。遺品が適切に扱われなかったらどうなるか、3つのケースに分けて紹介ます。
遺品を仕分けずに処分されてしまう
遺品整理が適切に行われないと、遺品を仕分けずに処分されてしまうリスクがあります。
遺品の中には故人との思い出の品や相続財産が混ざっています。一つひとつ仕分けずに処分されると、故人との思い出が失われ、相続に必要な手続きができなくなるなどの不利益を被る可能性があります。
整理後の遺品を不法投棄される恐れがある
整理後の遺品を適切に処理するには少なからずコストがかかります。そうした費用を無視して安い料金で請け負う業者に依頼すると、業者にとって利益になるリユース品だけ抜き取った後、不要な廃棄物が不法投棄される恐れがあります。
遺品を不法投棄されると、その周辺の方々に迷惑がかかるのみならず、最悪の場合、依頼主が法的に罰せられる可能性もあります。
関西クリーンサービスでは独自のリサイクルシステムで、遺品を最大限リユース&再資源化しています
関西エリアで遺品整理を実施している「関西クリーンサービス」では、自社リサイクルショップを運営しています。
買取専門スタッフが在籍するため、遺品整理の現場ですぐに価値を的確に見抜き、お客様へ最大限還元することが可能です。リサイクルショップから新しいオーナー様へ繋ぐことによって、故人が大切にしていた品物に新しい役割を与えられます。
また、リサイクルショップの運営以外にもオークションや寄付支援、海外リユース、資源化など、独自のリサイクルシステムでゴミを削減しています。
見積もりを無料で実施しているので、遺品整理で何かお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
遺品整理業者が整理した後の遺品がどうなるか、その行方を紹介しました。
遺品を丁寧に扱う優良な遺品整理業者は、一つひとつ仕分けた遺品をできる限りゴミとして廃棄しないように、リユースや資源リサイクルをするための様々なルートを使って持っています。
しかし、なかには遺品を適切に扱わない業者も存在するので、注意が必要です。信頼できる遺品整理業者を選ぶ際の参考にしてください。
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