冷蔵庫の処分方法を簡単に要約
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冷蔵庫はリサイクル家電のため原則として自治体の回収対象ではない
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2
リサイクル家電の処分は購入店舗での引き取りが一般的
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3
新しい冷蔵庫はリサイクルショップに買取してもらうことができる
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4
引越と同時に引越し業者へ処分を依頼することができる
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5
リサイクル家電を宅配回収している業者に依頼する
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6
自分で指定引取所へ持ち込む
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7
手間なく処分したい場合は不用品回収業者がおすすめ!
冷蔵庫は自治体で粗大ごみ回収していない
冷蔵庫は原則として自治体による収集の対象となっていません。冷蔵庫は、家電リサイクル法に基づいた処分が必要であり、自治体では回収できないためです。
次の電化製品は、リサイクル家電4品目と言われています。
- テレビ
- エアコン
- 洗濯機、衣類乾燥機
- 冷蔵庫、冷凍庫
これらの家電は貴重な資源のリサイクル促進を目的として、排出者が費用を負担して家電量販店やメーカーへ引き渡すことが定められています。
冷蔵庫を捨てる際の注意点
冷蔵庫の処分方法をご紹介する前に、捨てる際の注意点も確認していきましょう。冷蔵庫はリサイクル家電であり、取り扱いを誤ると危険が生じます。そのため注意点を把握した上で、あなたに合った処分方法を確認してみてください。
冷蔵庫の中身を空にする
はじめに、処分の前に冷蔵庫を空にします。食材などが残っていると、トラブルの原因となります。冷凍室や野菜室、製氷用のタンクも空にしましょう。
このように冷蔵庫を処分する際は、食材を計画的に消費していくのが理想です。常温で保存できる調味料などは別の場所に保管し、消費しきれなかった食材は大型のクーラーボックスなどに一時的に保管しましょう。
移動の10時間前に電源を切る
続いて、処分のために行う移動の10時間前に冷蔵庫の電源を切る必要があります。冷蔵庫は、電源を切った後に内部の温度が上昇し、霜が溶けたり結露が発生したりして水が出るためです。
この水分を捨ててから移動させないと、内部に水が侵入し、故障の原因となります。そのため処分の前日には冷蔵庫の電源を切っておいてください。
「霜取り」と「水抜き」を行う
最後に、処分の前に「霜取り」と「水抜き」をします。10時間前に電源を切ると霜は自然に取れます。そのため、後は冷蔵庫の蒸発皿に溜まった水や盛況タンクなどの水を捨てて「水抜き」も完了です。
新しい冷蔵庫は霜取り機能がついているものがほとんどです。移動する直前に電源を切り、蒸発皿に溜まった霜を捨てれば問題ありません。取扱説明書で「霜取り」や「水抜き」の方法を確認しておくといいでしょう。
運搬に注意
冷蔵庫は非常に重く、家族数名で使う大型のものは100キログラムになることもあります。自ら運んで処分する必要がある場合は運搬に注意しましょう。
一人で運べる重さではないため、必ず2人以上での運搬が必要になります。無理に運搬しようとすると、床や壁に傷をつけてしまう恐れもあります。壁やドアはダンボールで養生したうえで作業をしましょう。
大型の冷蔵庫は、底に毛布などの柔らかくて厚みがある布を差し込み、毛布を滑らせるようにすると、比較的簡単に移動することができます。
不法投棄は絶対にしてはいけない
冷蔵庫を処分する際は、家電リサイクル法によって消費者がリサイクル料金を負担して処分することが定められています。
費用の負担を避けるため、人気のない山道などに捨てられるケースも見られますが、絶対に真似をしないでください。不法投棄を行った場合は、捨てた人が誰かに関わらず、元の所有者に5年以下の懲役、または1000万円以下の罰金という厳しい罰則が科せられます。
冷蔵庫を処分する6つの方法
お客様A
粗大ごみに出せないならどうやって処分すれば…
お客様B
冷蔵庫をなるべく安く捨てたい
関西クリーンサービス
リサイクルが求められている冷蔵庫の処分は、いくつかの手段があります。どの方法で処分するかによって手間や料金が変わるため、自分に合った方法を選んでください。
関西クリーンサービス
不用品回収業者では、冷蔵庫を含めた不用品をまとめて回収してくれるトラック積み放題パックがあります。まとまった不用品を一度に処分することができる便利でお得なサービスですので、ぜひ検討してみてください。
家電量販店・店舗の引き取りや下取りを利用する
家電量販店などの店舗を利用して、次のような形で冷蔵庫を処分することができます。
- 買い替えの際、古い冷蔵庫を引き取って(下取りして)もらう
- 処分する 冷蔵庫を購入した店舗で引き取ってもらう
家電量販店の中には、不要になった冷蔵庫を下取りして買い替え時の値引きやポイント還元を実施していたり、買取に対応したりする店舗もあります。お得に冷蔵庫を処分することができるため、買い替えによって冷蔵庫を処分する場合には家電量販店の対応を確認しましょう。
ただし、処分の際には「リサイクル料金と運搬料金」がかかります。具体的な金額は店舗や、取り外しを行う業者により異なりますが、運搬料金の相場は1,500円~3,000円程度です。
リサイクルショップに買い取ってもらう
新しい機種や高価な冷蔵庫は、リサイクルショップで買い取ってもらうことができる場合もあります。ただし、製造から5年以上が経過している機種の買い取りは難しくなる傾向があります。
実際に買い取り可能かどうかは、冷蔵庫の使用年数やモデルにより異なるため、一度リサイクルショップに査定を依頼してみましょう。
引越し業者に処分を依頼する
引越しを機会に冷蔵庫を処分する場合は、引越し業者に引取を依頼することも可能です。販売店の引取サービスと同じく、自分で運び出しや処分の手続きをする必要がないため、手間をかけずに冷蔵庫を処分できます。
引越し業者により、そもそも回収できるのか、どのくらいの料金がかかるのかが異なります。そのため、事前に引っ越し業者に確認しておきましょう。当日に引取を依頼しても、対応が難しい場合もあります。
リサイクル家電の宅配回収サービスを利用する
前述した通り、リサイクル家電は自治体による処分ができません。しかし、自治体のなかにはリサイクル家電回収業者と提携しているところもあります。回収を依頼する際は、自治体連携業者のサイトから処分の申し込みを行いましょう。
また、家電量販店のWEBサイトや店頭でも宅配回収を依頼できる場合があります。
指定引取所へ直接持ち込む
冷蔵庫は、指定取引所に自分で持ち込んで処分することもできます。
指定取引所に持ち込む際は、あらかじめ郵便局で家電リサイクル券を購入する必要があります。そのうえで、家電リサイクル券に振替払込受付証明書を貼り付けて、冷蔵庫とともに持ち込みます。
持ち込み可能な指定取引所は、以下から検索してみてください。
https://www.e-map.ne.jp/p/rkcsymap/
ただし、指定取引所に持ち込む際は、冷蔵庫を自分で運ばなければなりません。前述した通り、冷蔵庫は非常に重いため、無理をしないように注意しましょう。
一部の自治体では、自分で運搬できない人のために自治体指定の業者に運搬を依頼することができます。依頼する場合は役所の窓口へ問合せてください。
不用品回収業者に引取りを依頼する
冷蔵庫を手間なく、迅速に処分したいときにおすすめする方法が 、不用品回収業者による引き取りです。自分で冷蔵庫を運搬する必要がなく、使用年数やモデルを問わず引き取りが可能です。
またリサイクルショップの運営も行う業者であれば、引取りと買取りを同時に行ってくれるケースもあります。そのため冷蔵庫の買取査定を受けた上で、価格のつかないものを引き取ってもらうような対応を依頼することもできます。
冷蔵庫の処分料金
冷蔵庫を処分するには、家電リサイクル法で定められた「リサイクル料金」がかかります。さらに、自宅まで回収に来てもらう場合は「運搬料金」がかかるケースもあります。
運搬料金は業者によりますが1,500円~3,000円程度が相場です。
冷蔵庫のリサイクル料金 | |
冷蔵庫・冷凍庫(170L未満) | 3,740円 |
冷蔵庫・冷凍庫(170L以上) | 4,730円 |
冷蔵庫の処分なら関西クリーンサービスにお任せください
関西クリーンサービスでは、リサイクル家電4品目をはじめとして、食器棚、ガスコンロ、炊飯器などをまとめて回収いたします。
少量であればお電話1本で概算見積もりを実施し、大量の不用品がある場合は現地見積もりをさせていただきます。
追加費用がかからない積み放題プランは17,000円〜用意しているので、お客様の処分品の量に合わせて最適な価格で対応可能です。電話一本からお見積り可能です!
冷蔵庫と一緒に処分される不用品
一度の依頼でさまざまな不用品を手間をかけずに処分できることが不用品回収業者の大きなメリットです。次のような不用品も一度にまとめて引き取ってくれます。
- リサイクル家電4品目
- 食器棚
- ガスコンロ
- 炊飯器
リサイクルショップの運営も行う業者であれば、引取りと買取りに同時対応可能です。あなたの手で仕分けせずに売却できるものに値段をつけることができます。まとまった不用品の処分に困ったときは、ぜひ不用品回収業者を利用してみてください。
まとめ
今回の記事では冷蔵庫の処分方法を解説しました。記事のポイントをまとめると次の通りです
- 自治体では原則として冷蔵庫を回収していない
- 冷蔵庫の処分方法は、購入店舗による引取りや下取りが一般的
- 新しい冷蔵庫はリサイクルショップに買取してもらうことができる
- 引越と同時に引越し業者へ処分を依頼することができる
- リサイクル家電を宅配回収している業者に依頼する
- 自分で指定引取所へ持ち込む
- その他の家具・家電と同時に処分したい場合は、手間のかからない不用品回収業者への依頼がおすすめ
冷蔵庫はリサイクル家電であり、処分方法が限定されています。買い替え時に、店舗に引取りを依頼すると手間なく処分できますが、運搬費用などの一定の手数料が発生します。
買取りの対象となる新しい冷蔵庫や人気モデルを処分する場合は、不用品回収業者を利して買取査定を受けて、買取りの難しいものは引取りしてもらいましょう。不用品回収業者であれば、他の家具・家電とまとめて処分してもらうことも可能です。
冷蔵庫の処分に関するよくある質問
お客様B
大きい冷蔵庫は軽トラック積み放題パックで回収できますか?
関西クリーンサービス
ファイミリー向けの背の高い冷蔵庫は、法令遵守および安全を確保するためにも軽トラック積み放題パックでご依頼をお受けできない場合がございます。その際はスタッフが適切なプランと料金を案内させていただきます。