物干し竿は一般的な家庭ゴミと比べてサイズが大きく、簡単には捨てられません。そのため、捨てるためには費用や手間がかかり、事前準備が必要です。
そこで、今回の記事では物干し竿を捨てる具体的な方法や、処分する前に確認しておくべき注意点についてご紹介します。
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物干し竿は何ゴミで処分できる?
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物干し竿の処分方法6選
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物干し竿を処分する際に確認すべき注意点
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物干し竿のよくある質問
物干し竿は何ゴミで処分できる?
お客様A
物干し竿を新しい物に交換したいのですが、古いものをどうやって捨てれば良いか分かりません。
お客様B
物干し竿はそのままの状態でも捨てられますか?
関西クリーンサービス
物干し竿は、燃えないゴミとしては処分できないため、粗大ゴミになります。
物干し竿は一般的に30cm以上の長さがあり、粗大ゴミ扱いになります。粗大ゴミの処分費用は自治体によって異なりますが、たとえば世田谷区の場合では、1〜5本までを1セットとして400円の費用が掛かります。
いずれの自治体の場合も、粗大ゴミを出すためには電話やウェブサイトから事前申し込みをしなければなりません。実際に粗大ゴミとして出す際は、自治体指定のゴミ処理券(またはシール)を見える場所に貼り、回収予定日に指定の場所に出しましょう。
物干し竿の処分方法6選
お客様A
物干し竿を処分するのはお金がかかりそうですね。
関西クリーンサービス
捨て方を工夫すれば、処分費用を節約することも可能です。
物干し竿は、粗大ゴミとして出す以外にもいくつかの処分方法があります。ここでは、代表的な6つの方法についてご紹介します。費用をかけたくない、手間を省きたいなど、希望に合う方法で処分しましょう。
分解して不燃ゴミで処分する
物干し竿は、小さくカットすれば不燃ゴミとして捨てることが可能です。物干し竿は一見カットが難しそうですが、内部は空洞になっており、パイプカッターを使えばすぐに解体することができます。パイプカッターはホームセンターや100円ショップで販売されており、いくつかの種類があるため、物干し竿の直径や素材に合わせて選びましょう。
パイプカッターはカッターを回転させて切る仕組みで、ノコギリで切るのとは異なり大きな力を加える必要はありません。女性でも簡単に扱えるので、粗大ゴミの処分費用をかけたくない場合にはパイプカッターで解体するのも選択肢の1つです。
しかし、自治体によっては物干し竿をカットしても粗大ゴミとして扱われることがあります。そのため、パイプカッターで解体して不燃ゴミとして処理したい場合には、あらかじめ住んでいる自治体の処理区分を確認しておくようにしましょう。
物干し竿を買い換える時に捨てる
お店で物干し竿を購入する場合、古いものをお店で処分してもらえる場合があります。大手のホームセンターであればほとんどの場所で処分してもらえ、新しいものの購入と引き換えに無料で処分してくれるお店もあります。
ただし、新しいものを購入しない場合には処分費用を請求されることが多く、3,000円前後の費用がかかってきます。物干し竿を新調する予定がある人は、そのタイミングで捨てるのが手っ取り早くお得な方法だといえます。
オークションサイトに出品する
物干し竿の状態が良かったり、数本まとめて処分したい場合はオークションサイトに出品する方法もあります。室内用のスタンドタイプの物干し竿などは、需要が多いため早く売れやすい傾向にあります。無事売れれば処分費用どころか、臨時収入を得ることができます。
ただし、未使用など状態が良いものでないと買い手が付きにくく、売れるまで自宅で保管しておかなければいけないというデメリットもあります。しっかり使っていて使用感のある物干し竿を処分する場合や、時間をかけずに手っ取り早く処分したい場合などには、他の方法を選ぶ方が賢明でしょう。
ゴミ処理場に持っていく
自治体によっては、直接ゴミ処理場にゴミを持ち込めることがあります。この場合、粗大ゴミで回収してもらうよりスムーズに処分できるため、急いで物干し竿を手放したい場合にはおすすめの方法です。また、処分費用も粗大ゴミとして捨てるよりも安く済むことが多いです。
ただし、ゴミ処理場が自宅から遠い場合は、持ち込むために自動車を使う必要があるなど、手間がかかってきます。「移動の手間を考えると粗大ゴミの方が楽だった」なんてことにならないよう、事前に場所等をしっかり確認してから検討しましょう。
リサイクルショップで買い取ってもらう
状態が良い物干し竿は、リサイクルショップで買い取ってもらえることがあります。特にステンレス製のものは人気が高く、他の素材のものと比べて高い価格で買い取ってもらいやすい傾向にあります。また、直接持ち込むことで全てが完了するため、ゴミに出す場合と比べて手間がかからないという点もメリットとして挙げられます。
ただし、リサイクルショップによっては物干し竿は買取対象外ということもあるので、持ち込む前に電話で確認をしておくことをおすすめします。また、事前に物干し竿をきれいにしておくことも大切です。なぜかというと、マナーということはもちろんですが、汚れの有無で買取金額が変わってくるからです。少しでも高く売れるよう、事前にしっかり汚れを拭き取り、可能な限りきれいにしてから持ち込むようにしましょう。
不用品回収業者に依頼する
物干し竿を処分する場合は、不用品回収業者に回収を依頼する方法もおすすめです。業者に依頼すれば、基本的にどんな物干し竿でも引き取ってもらえます。自宅まで引き取りに来てくれるため、どこかに持ち込んだり、細かく分解したりといった手間がかからない点もメリットです。タイミングが合えば即日で対応してもらえる場合もあるので、手早く処分したいという人には特におすすめです。
ただし、中には悪質な業者も存在するので、一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可などをしっかり得ている業者か、ホームページがあり電話番号や住所が掲載されているか、見積もりを依頼して内訳が細かく記載されているかを事前にチェックし、信用のできる優良な業者であることを見極めたうえで依頼しましょう。
物干し竿を処分する際に確認すべき注意点
物干し竿を処分するにあたり、ゴミとして捨てる場合、買い取ってもらう場合のそれぞれで注意すべきポイントがあります。最後にそれらについて確認しておきましょう。
処分する時には素材を確認する
ひとくちに物干し竿といっても、ステンレス、スチール、プラスチック、アルミ、鉄など、その素材にはさまざまなバリエーションがあります。
粗大ゴミとして捨てる場合は大丈夫ですが、解体して一般ゴミとして捨てる場合には、素材ごとに分別して捨てなければいけません。各素材の処理区分は自治体によって異なるので、事前にしっかり確認するようにしましょう。
状態が悪い物干し竿は買い取ってもらえないことがある
リサイクルショップに物干し竿を持ち込む場合、状態によっては買い取ってもらえないため注意が必要です。リサイクルショップが買い取ってくれるのは、その後で中古品として販売が可能なものに限ります。
物干し竿は新品でも1,000円前後から購入できるため、特に買取査定がシビアです。リサイクルショップに持ち込む際には、少しでも状態が良く見えるよう、表面の汚れなどはしっかり拭き取っておくようにしましょう。
物干し竿のよくある質問
お客様A
物干し竿と一緒に物干し台もゴミとして処分できますか?
関西クリーンサービス
コンクリートの物干し台も粗大ゴミとして一緒に処分できる場合もあります。ただし、物干し台のサイズ、重さによって処分できるかどうかが異なるため、事前に住んでいる自治体のウェブサイトなどで確認しておきましょう。
物干し竿はサイズが大きいため、そのままの状態では一般ゴミとして処分できず、粗大ゴミ扱いとなります。一般ゴミとして処分したい場合には、切断して小さく分解する必要があります。
そのような手間をかけたくない場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。物干し竿を手早く処分したいという人は、ぜひ試してみてください。
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