原付の処分方法を簡単に要約
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1
原付を処分する際は、事前に廃車手続きを行う
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2
指定引取場所へ持ち込んだり、収集・運搬を依頼したりして処分する
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3
原付の処分・買取業者に引き取りを依頼する
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4
フリマアプリや友人など欲しい人に譲る
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5
不用品回収業者に依頼する
原付の処分方法6選
原付は、基本的に自治体では収集してくれません。ここでは、自分で原付を処分するか、あるいは専門業者に依頼するおすすめの方法を6つ紹介します。
二輪車リサイクルシステムの指定引取場所に持ち込んで無料で処分する
壊れてぼろぼろになった原付や乗らなくなった原付は二輪車リサイクルシステムの指定引取場所で引き取ってくれます。自分で持ち込めば料金は無料です。
ただし、引き取ってくれるのは二輪車リサイクルシステムの参加事業者が国内で販売した車両のみ。並行輸入品などは対象外となるため気を付けてください。
参加事業者は次の7社です。
事業者名 | ブランド |
本田技研工業(株) | HONDA |
ヤマハ発動機(株) | YAMAHA |
スズキ(株) | SUZUKI |
カワサキモータース(株) | Kawasaki、bimota |
ドゥカティジャパン(株) | DUCATI |
ビー・エム・ダブリュー(株) | BMW |
ハーレーダビッドソンジャパン(株) | Harley Davidson |
指定引取場所や対象車両は下記のページで検索することができます。
自動車リサイクル促進センターJARC:対象車両・引取基準
廃棄二輪車取扱店(販売店など)に引き取ってもらう
原付を自分で指定引取場所に持ち込めない場合は、廃棄二輪車取扱店(販売店など)が代わりに収集して指定引取場所へ運搬してくれます。依頼する場合は収集・運搬料金が必要です。料金は各取扱店ごとに異なるため、事前に問い合わせるといいでしょう。
全国の取扱店を下記のページで検索できます。
全軽自協:廃棄二輪車取扱店名簿
バイク処分業者に依頼する
バイク専門の処分・引き取り業者に依頼する方法もおすすめです。車両によっては無料で引き取ったり買取ったりしてくれます。原付を手間なく安く処分する方法のひとつです。
バイク買取業者に依頼する
バイクの買取を専門とする業者もあります。原付の車種や状態によって細かく査定してくれるため、損をすることなく原付を処分できる方法と言えるでしょう。
買取査定は複数の業者に依頼して比較検討することをおすすめします。
フリマアプリや友人など欲しい人に譲る
まだ乗れる原付なら、業者を利用せずに自分で欲しい人に譲る方法もあります。
フリマアプリを利用する場合は自分で値段を決められるメリットがありますが、運送料金が高額になりがちな側面もあります。
一方で、近所の友人や知人であれば直接譲り渡せます。近くに原付を必要としている人がいないか聞いてみるのもいいでしょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は家庭で不用になった様々なものを自宅まで引き取りに来てくれます。原付以外の不用品もまとめて回収する便利なサービスです。
収集・運搬の料金がかかりますが、買取にも対応する不用品回収業者に依頼すれば費用の負担をかけずに処分してくれるケースもあります。
ただし、軽トラで巡回する不用品回収業者には注意してください。一部には追加作業などと言って高い料金を請求する業者も存在します。そうした被害にあわないようにする為には、事前に見積書を提示してもらうなど料金を確定してから依頼することをおすすめします。
原付の廃車手続きの仕方
原付を処分するときは、廃車手続きを行います。廃車手続きとはナンバープレートを返納して各市区町村の登録を抹消する手続きのことです。廃車手続きは、原付を廃棄処分する場合であっても、売却・譲渡であっても必ず行ってください。もし、廃車手続きを行わなかったら、軽自動車税が課税され続けることになります。
ここでは廃車手続きの方法を順に解説します。
原付の廃車に必要な書類
廃車手続きを行うために、以下の書類やナンバープレートを用意しましょう。手続きは無料でできます。
・軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書
・ナンバープレート(車両から取り外す)
・申告済証や標識交付証明書
・届出者の本人確認書類
・軽自動車税の領収証書(自治体による)
・印鑑
・届け出する人の本人確認書類(免許証など)
『軽自動車税(種別割)廃車申告書兼標識返納書』は市区町村のホームページでダウンロードするか役所の窓口で受け取ることができます。
詳しい内容は各自治体のホームページなどで確認するようにしましょう。
②所有者、使用者、届出者の情報を記入します。(すべて同じ場合は所有者の欄のみ)
③申告の理由の「廃棄」にチェックを入れます。
④該当する種別にチェックを入れます。
⑤標識番号にはナンバープレートの番号、廃車年月日は廃車する日付を記入します。
⑥駐車している場所の住所を記入します。所有者の住所と同じ場合は「1」に〇をつけます。
⑦原付のメーカーや型式などを標識交付証明書を確認しながら記入します。
⑧標識返納の有無には、ナンバープレートがある場合「1.有」に○をつけます。
⑨盗難等によりナンバープレートがない場合に記入します。
原付の廃車手続きの流れ
125㏄より大きいバイクの廃車手続きは運輸局で行いますが、125㏄以下の原付はナンバープレートを登録した市区町村の役所の税務課など担当窓口、あるいは郵送、代理人によって手続きが可能です。
本人が窓口で手続きする場合は、必要な書類やナンバープレートを用意して窓口へ行き、指示に従って手続きすると「廃車証明書」が発行されます。
代理人が手続きする場合も流れは同じですが、別途、委任状と代理人の本人確認ができる書類が必要です。
郵送で手続きすることも可能です。郵送の場合は本人確認書類のコピーをとり、その他の書類と切手を貼りつけた返信用封筒を同封して役所の担当課へ郵送します。
原付を処分するときの注意点
ここまで原付の処分方法と廃車手続きについて解説してきましたが、処分や手続きをする前に知っておきたい注意点があります。ここでは、原付処分の注意点を解説します。
原付は基本的に自治体での収集は行っていない
基本的に、自治体では乗らなくなった原付を収集していません。ただし、一部で収集を依頼することができる自治体もあるため、まずは役所の窓口へ問い合わせるといいでしょう。
「廃車証明書」は捨てずに保管する
手元になくなる原付の廃車証明書は、いくつかのケースで必要になります。廃車するし、もう自分のものではないからと言ってすぐに捨ててしまわないように注意しましょう。
廃車証明書が必要になるのは以下のような場合です。
・原付の売却
・原付の譲渡・名義変更
万が一、なくしてしまっても再発行してもらえます。すぐに役所に問い合わせましょう。
原付の処分は3月までにするのがおすすめ
原付バイクも自動車のように軽自動車税がかかります。その年の4月1日時点で登録されている原付について、翌年の3月31日まで所有することについて課される税金です。
そのため、原付を処分するなら税金が課される4月1日までに手続きを終えることをおすすめします。
原付の軽自動車税 |
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車種区分 | 50cc以下 | 50cc超90cc以下 | 90cc超125cc以下 |
税率 | 2,000円 | 2,000円 | 2,400円 |
原付の処分にのことなら関西クリーンサービスへお任せください
家庭の様々な不用品を回収する関西クリーンサービスは、乗らなくなった原付も回収に伺います。不用品を分別せずにまとめて処分したいお客様から好評いただいているサービスです。
まとめ
この記事では、原付を処分するおすすめの方法を原つ紹介しました。
- 二輪車リサイクルシステムの指定引取場所に自分で持ち込んで無料で処分する
- 廃棄二輪車取扱店(販売店など)に収集・運搬料金を支払って引き取ってもらう
- バイク処分業者では車両によって無料で引き取ってくれる場合がある
- バイク買取業者は車種や状態を細かく査定して買取してくれる
- フリマアプリや友人など欲しい人に譲る方法もある
- 不用品回収業者は原付以外の不用品もまとめて回収してくれる
付は処分する前に廃車手続きをする必要があります。面倒に思う方もいるでしょうが、手続き自体は10分程度で完了します。ぜひ記事を参考にして、乗らなくなった原付をスムーズに処分してください。
原付の処分に関するよくある質問
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不用品回収の関西クリーンサービスでは、動かなくなった原付も現地へお伺いして回収いたします。