自治体では不用になったヘアアイロンなどの小型家電を「小型家電リサイクル法」に則ってリサイクル回収することを推進しています。
自治体が行うリサイクル回収は主に次の方法です。

 

・小型家電回収ボックスに持ち込む
役所や公共施設、商業施設などに設置された回収ボックスや回収ステーションに持ち込みます。ボックスの投入口に入る大きさであればヘアアイロン以外の小型家電も持ち込み可能。ボックスの設置場所は各自治体のHPで確認しましょう。

 

以下では大阪・京都・奈良の主要都市の回収例を紹介します。

自治体での回収は、ほとんどの場合が設置された回収ボックスへ投入する方法です。しかし回収ボックスに投入できるサイズは制限があり、小型家電回収ボックスに出せない場合は、不燃ごみとして出したり、クリーンセンターへ直接搬入することができる自治体もあります。また、30cm以上（大きさは自治体によって異なる）のものは粗大ごみに分類されます。

 

さらに、事業者によって回収する方法もあります。次では自治体以外でヘアアイロンを捨てる方法を紹介します。

ヘアアイロンの処分方法は一つだけではありません。国が認定する事業者による回収サービスやフリマアプリなどで他の人に譲る方法など、自治体の回収以外の方法を5つ紹介します。自分に合った方法を検討してみてください。

多くの自治体では、回収ボックスに持ち込めない人やヘアアイロン以外にも複数の小型家電を処分したい人のために、自宅まで宅配回収してくれる業者と提携しています。自治体のHPから事業者のWEBサイトを確認し、申し込みましょう。

 

また、家電量販店や大手通販サイトの中にも宅配回収サービスを提供している店舗があります。家電量販店であれば購入した新品の配送時に引き換えで回収してくれることもあり、安く処分できます。

家電量販店の売り場で、小型家電の回収についてたずねると、その場で回収してくれます。土日祝日も開いているので比較的自分の都合のいいときにすぐ処分できるメリットがあります。

使い慣れているなら、フリマアプリを活用して売却するのもお勧めです。フリマアプリを利用する人にはまだ使えるものをなるべく安く買いたいニーズがあるため、種類を問わず様々なものが取引されています。費用をかけて処分するのではなく、たとえ0円や数百円であっても使ってくれる人に譲る手段を選ぶ人が増えています。

 

ただし、出品、購入者とのやり取り、梱包発送の作業は慣れていないと手間がかかってしまうかもしれません。最初は丁寧に対応するといいでしょう。

新品同様で状態が良い、さらに人気メーカーのヘアアイロンならリサイクルショップで買い取ってくれるかもしれません。買取査定に出す際は、ホコリや汚れを拭き取り、元箱や付属品をなるべく揃えておくようにしましょう。

 

また、いくつかのリサイクルショップで査定してもらうと相場感がつかめるのでおすすめです。

ヘアアイロン以外にも不用品がたくさんある、家具家電も一緒に処分したいというときは、不用品回収業者に依頼すると簡単に処分できます。分別や運び出しも不用品回収業者が全て行うので、手間は一切かかりません。また、土日祝日や、即日対応している業者も多いため、時間のない方でも簡単に処分できるのも大きなメリットです。素早く簡単に処分したければ、不用品回収業者に依頼するのがお勧めです。

 

ヘアアイロンを処分したり売るときに気をつけたいチェックポイントと注意点を紹介します。知っていれば損をせず、また安全に処分できるため、ぜひ参考し似てください。

宅配回収や、家電量販店への持ち込み、不用品回収業者の利用には料金が伴います。料金は、家電量販店への持ち込み＜宅配回収＜不用品回収業者の順で高くなる傾向です。

 

事業者により料金設定は異なりますので、自分が処分したいものと、処分する手間、料金を比較して検討するといいでしょう。

フリマアプリは自分で料金設定ができる利点がありますが、コツを知らずに出品してもなかなか売れず、早く処分したくてもできなくなってしまいます。なるべく早く、なるべく高く売るコツは次の5つです。

 

・相場を調べる
過去の取引から相場を知ることができます。相場より大幅に高ければ、他の安い出品者を探すので買い手はつきません。ある程度相場に則って賞金設定をするようにしましょう。

 

・ホコリや汚れを拭き取る
同じ品物が複数出品されている場合、購入する人はなるべくきれいなものを選ぼうとします。最低限の清掃をしてから出品しましょう。

 

・付属品はなるべく揃える
アタッチメントなどの付属品がある場合は揃えて出品する方が高い値段設定が可能です。ごみとして捨ててしまうよりまとめて売るのがお得です。

 

・写真や商品名はわかりやすく
写真写りや、商品タイトル・説明文は購入するかどうかの判断に大きく影響します。

 

・「送料無料」で売る
出品するアプリによっては「送料無料」の出品が一般的な場合があります。多くの出品者が「送料無料」としている中で「送料は購入者負担」で出品すると、売れにくくなってしまいます。その場合は、「送料無料」で出品するのが望ましいです。

ヘアアイロンには、よく使われている電気式の他にも、ガスで稼働する「ガス式ヘアアイロン」があります。ガスカートリッジを燃料としたコードレスヘアアイロンで、電気を使わないためいつでもどこでも使用できるというメリットがあります。

 

ただし、処分の際には注意が必要です。ガスカートリッジは引火性があるため、カートリッジを本体から取り外し、カートリッジのガスを完全に抜いてから処分するなど自治体によって処分方法が異なります。ごみに出す自治体によく確認してから処分しましょう。

関西クリーンサービスでは、ヘアアイロンを含めた小型家電や不用になった家具・家電の回収に力を入れております。お急ぎの際にはお電話一本で即日のお見積もりとお引き取りが可能です。また、回収品の種類や量が判明している場合は、お電話での概算お見積もりが最短10分でご提示できます。

 

忙しくてなかなか処分に踏み切れない、まとまった不用品がある場合はお気軽にお問い合わせください。

体重計
扇風機
ドライヤー　など

小型家電に分類される品物を一緒に処分するケースが多いです。