ハードディスクは多くの自治体で小型家電に分別されます。役所や公共施設に設置されている小型家電回収ボックスへ投入することで、リサイクルがすすめられています。

ただし、回収ボックスの投入口は各自治体によって大きさが異なるため、投入できない場合は別の方法で処分しなければなりません。

以下では、大阪府・京都府・奈良県の主要都市における小型家電回収ボックスの投入口の大きさや、その他の分別をまとめています。

このように、自治体によって回収ボックス投入口の大きさは様々で、投入口に入らないハードディスクは燃えないごみに出せる自治体もあります。正しく処分するには、事前に住んでいる自治体のごみの出し方をしっかりと確認することが大切です。

ハードディスク（HDD・SSD）は捨てる前に必ずバックアップを取って、データ消去を行わなくてはなりません。

以下では、バックアップとデータ消去の方法を解説します。

ハードディスクのデータを消去する前に、保存が必要な大切なデータはバックアップをとりましょう。一度削除したデータを取り出すのはとても面倒です。

データは外部保存用のストレージ（USBや別のHDDやSSD）やクラウド上のストレージに保存する方法がおすすめです。このようにバックアップしておくことで、新しいハードディスクにデータを引き継ぐことができるようになります。

ハードディスクを捨てる際は、あらかじめ内部のデータを消去しておく必要があります。しかし、いわゆる初期化を行っただけでは特殊な復元ソフトを使えば消したはずのデータを取り戻せてしまいます。

復元されるリスクがすくないおすすめのデータ消去法は以下の3つです。

データ消去ソフトを使う

ハードディスクを破壊せずに処分したい場合は、データ消去ソフトを使うといいでしょう。

データ消去ソフトには無料のものと有料のものがあります。無料ソフトでは消去できるデータの範囲が限られ、また消去レベルも有料ソフトより劣ります。より確実にデータ消去するなら有料ソフトを選びましょう。

物理破壊・磁気破壊する

ハードディスクを売却する予定がない場合、データが保存されている「プラッタ（円盤）」をハンマーで破壊したり、ドリルやドライバーで傷つけたりする措置を行うと、データ流出の危険をより低下させることができます。これらの措置により、データの読み取りと復元ができなくなるためです。

ただし、ハンマーやドリル、ドライバーを使うため、怪我に注意しながら作業を進めてください。

専門店にデータ消去を依頼する

費用がかかっても簡単かつ確実にハードディスクのデータ消去を行いたい場合には、家電量販店や専門店にハードディスクのデータ消去を依頼できます。依頼する業者や消去方法によって、1,600円程度～6,000円程度の料金がかかります。

安心して専門店に依頼するには、以下のことに気をつけてください。

明確な料金が記載されていないと、後から高額請求をされる可能性があり危険です。

また、情報漏洩リスクや確実に消去できているかどうかを自分で確認するのは難しいものです。そのため、消去方法の説明や「消去証明書」の発行をしっかりと行なう業者を選んで依頼するといいでしょう。

ハードディスクは自治体のごみ回収に出す以外にも次のような形で処分できます。

家電量販店やPC専門ショップの中には、ハードディスクの回収サービスを実施する店舗があります。ハードディスク1つにつき500円～2,000円程度の費用で引き取ってくれ、回収後は再資源化されます。

お店によってはデータ消去サービスと併用して行っている場合もあり、あらかじめサービス内容を問い合わせてから持ち込むといいでしょう。

ハードディスクは、オークション・フリマアプリを利用して中古品として売却できる場合があります。状態が良ければ新品よりも安い価格で購入しようと考える人がいるためです。

ネットオークションやフリマアプリの場合、自分で値段を設定できるメリットがありますが、相場に合わない価格設定をするといつまでも売れずに保管することになりかねません。あらかじめ相場や送料を調べて検討するといいでしょう。

また、古いハードディスクは売れにくいケースも少なくありません。その場合は、別の処分方法を検討してみてください。

中古ハードディスクを、リサイクルショップで買取できる場合もあります。ただし、リサイクルショップを利用する場合は、ネットオークションやフリマアプリを利用する場合よりも手元に戻ってくる金額が安くなる傾向があります。

「自分で売るのは面倒だけど、なるべく高く買い取りしてほしい」という場合は、複数のリサイクルショップや買取業者に査定を依頼して、比較検討するといいでしょう。

買取方法は「持ち込み買取り」「宅配買取」「出張買取」などがあります。どの方法でも手数料や送料などは無料で実施しているケースが多いです。自分の、希望に合ったショップや業者を選んで買取を依頼しましょう。

リサイクル専門業者や家電量販店では、ハードディスクを宅配便を利用して回収してくれるサービスがあります。壊れたハードディスク、自分で破壊したハードディスクのほか、要らない小型家電も回収してくれます。

料金はダンボール1箱毎に1,600円～2,000円程度ですが、多くの場合はパソコンと一緒に回収してもらうと無料で処分でき、またオプションとしてデータ消去サービスを追加できるケースもあります。

不要なハードディスクやパソコンをダンボールに梱包した後、インターネットから申し込みするだけで回収してくれる、手間がかからないサービスです。

ハードディスクの状態に関係なく、手間をかけずに処分したい場合は、不用品回収業者がおすすめです。一度に処分する量に制限がなく、壊れたハードディスクや外付けハードディスクなど、自宅に溜まった古いハードディスクをまとめて処分できます。

不用品回収業者はパソコン関連品や電化製品に限らず、家庭の不用品をおおよそどんなものでも自宅へ回収に来てくれます。大掃除や断捨離などでご自宅を一気に片付けたい場合に最適な処分方法です。

関西クリーンサービスでは、ノートパソコンや周辺機器などの不用品をまとめて回収いたします。また、お客様の個人情報に留意した上で処分するためデータ流出についてもご安心ください。

少量であればお電話1本で概算見積もりを実施し、大量の不用品がある場合は現地見積もりをさせていただきます。1点の不用品回収から一軒まるごとのお片付けまで、迅速丁寧に対応いたします。

一度の依頼でさまざまな不用品を手間をかけずに処分できることが不用品回収業者の大きなメリットです。

こんなお悩みにスピーディーにお答えするのが関西クリーンサービスです！

お得なトラック積み放題は1,7000円～！経験豊富なスタッフが1点の不用品回収から一軒まるごとのお片付けまで、迅速丁寧に対応いたします。

処分にお困りの際は、お気軽にご相談ください。

※回収品目や搬出状況により変動することがございます。ご了承ください。

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今回の記事ではハードディスクの処分方法を解説しました。

ハードディスクを処分する際はデータのバックアップとデータ消去を忘れないようにしましょう。特にデータ消去を忘れると、個人情報が流出するリスクがあります。
ハードディスクの状態や種類によって、自分に合った処分方法を選ぶ参考にしてください。