傘の処分方法を簡単に要約
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傘は自治体の「燃えないごみ」や「粗大ごみ」で処分できる。
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ネットオークションやフリマアプリで売却できる。
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ブランド品ならリサイクルショップへの買取査定がおすすめ。
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NPO法人や駅に寄付することも可能。
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大量の要らない傘、まとまった不用品は不用品回収がおすすめ。

傘は「燃えないごみ」「粗大ごみ」のどっち?自治体のごみの出し方を確認しよう
傘は自治体により「普通ごみ・燃やすごみ」や「もえないごみ・燃やせないごみ」「粗大ごみ」などに分類されます。
以下では、大阪府・京都府・奈良県の主要都市における傘のごみ区分についてまとめます。
自治体 | 区分 | ごみの出し方 | 処分料金 |
大阪市 | 普通ごみ | 指定された日、場所に搬出 | ― |
堺市 | 不燃小物類 | 粗大ごみ受付センターへ事前申し込みによる収集 | 1回の申し込みにつき、4本まで無料 |
京都市 | 燃やすごみ | 指定された日、場所に搬出 ※1袋2本まで。それ以外は「大型ごみ」 |
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大型ごみ | 1回の排出で20本まで ※事前申し込みによる収集 |
20本ごとに400円 | |
宇治市 | もえないごみ | 指定された場所に搬出 | 週1回 |
奈良市 | 燃やせないごみ | 指定された日、場所に搬出 ※柄の部分は袋からはみ出しても良い(長さ1.2mまで) |
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このように、傘の処分はごみの分別だけでなく出し方も自治体によって異なります。傘をごみに出すときは、住んでいる地域の出し方を必ず確認してください。
粗大ごみ収集の申し込み方法
粗大ごみを出す際は、はじめに各自治体の粗大ごみ受付センターで次の3点を確認して申し込みましょう。
- 処分費用
- 収集場所
- 収集日時
その上で、当日の指定された時間までに搬出し、収集を待つ形が一般的です。詳しい申し込み方法については、お住まいの自治体に確認してみてください。
以下では、多くの自治体でとっている粗大ごみの申し込み方法を紹介します。
- 自治体の粗大ごみ受付センターに電話やインターネットから申し込む
- 回収日と金額が決まったら、金額分の粗大ごみ処理券(シール)をコンビニエンスストア等で購入する
- 粗大ごみ処理券(シール)に必要事項を記載し、処分するごみの目立つ位置に貼る
- 指定された日に指定場所にごみを出す
傘などの粗大ごみを収集場所に出す際は、各自治体の指示に従って出すようにしましょう。
傘の分解方法を解説
本記事で紹介した5つの自治体では傘を分解せずにごみとして出すことができますが、自治体によっては傘を骨組みと傘布に分解して分別するよう求められます。
ただし、無理に分解する必要はなく、可能な範囲で傘布を外す程度で問題ありません。素手で分解作業を行うと怪我の恐れがあるため、軍手や道具などを利用しながら、安全に分解しましょう。
ビニール傘の分解方法
ビニール傘の分解方法は以下の通りです。
①軍手(滑り止め付き)、ペンチ、はさみを用意する。
②軍手をはめ、ビニールの生地と骨組みの先端のキャップ(露先)を軽く引っ張って全て外す。
③傘の先端の「石突き」を回して外す。
※石突を外しにくい場合は、ペンチで挟み反時計回りに回しながら引っ張ります。
④生地と骨組みを、はさみで切り離す。
⑤ペンチを使って手元を外す。難しい場合はそのままでもOK。
長傘の分解方法
長傘の分解方法を解説します。
①軍手、ペンチ、はさみを用意する。
②軍手をはめ、傘を閉じた状態で先端部分の石突きを反時計回りに回して緩めて抜き取る。
※外しにくい場合は、ペンチで挟み反時計回りに回しながら引っ張ります。
③親骨の先端についているキャップ(露先)を全て引き抜き、親骨から外す。
④生地と親骨を結んでいる糸をはさみで切り離す。
⑤布を本体から引き抜いて外す。
⑥ペンチを使って手元を外す。難しい場合はそのままでもOK。
長傘の場合、手元はプラスチックや皮、生地は布、骨は金属やプラスチック、グラスファイバー(ガラス繊維の一種)など様々な素材が使われています。特にグラスファイバーは「資源ごみ」になる可能性もありますので、分別を確認しましょう。
自治体のごみ回収以外で、傘を処分する方法

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ごみに出す以外の方法も知りたい!

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ゴミ回収の日まで待てない…

関西クリーンサービス
傘は自治体のごみに出す他にも処分方法がありますよ。さらに4つの方法を紹介します。自分に合った方法を探してみてください!
傘は自治体のごみ回収に出す以外にも次のような形で処分できます。
ネットオークション・フリマアプリで売る
有名ブランドの傘は、オークション・フリマアプリを利用して中古品として売却できる場合があります。
ネットオークションやフリマアプリの場合、自分で売却金額を設定できるメリットがありますが、相場に合わない価格設定をするといつまでも売れずに保管することになりかねません。あらかじめ相場や送料を調べて検討すると良いでしょう。
リサイクルショップで売る
有名ブランドの傘は、リサイクルショップで中古品として売却できる場合もあります。ただし、リサイクルショップを利用する場合は、ネットオークションやフリマアプリを利用する場合よりも手元に戻ってくる金額が安くなる傾向があります。
事前に買取金額を問い合わせてみてください。
NPO団体や学校・駅などに寄付する
NPO団体や学校・駅などに傘を寄付できることをご存知でしょうか?
例えばNPO団体の「ワールドギフト」は、海外途上国への物資支援として傘などの寄付活動を行っており、同時にお金の寄付もできます。
インターネットから申し込みした後、段ボール箱に傘などの不用品を梱包し、自宅から発送するだけで寄付ができる仕組みです。物資の支援と同時に1箱3000円前後の金額が決められており、そのまま寄付される仕組みになっています。
また、駅に傘回収ボックスが置かれている場合があります。このようなボックスを利用することで、不要な傘を簡単に寄付し、社会貢献できます。雨の度にビニール傘を買って、自宅に傘が増えすぎてしまったような場合は、寄付を検討してみてください。
他の不用品と合わせて不用品回収業者に引取りを依頼する
傘のサイズや量に関係なく、手間をかけずに処分したい時は、不用品回収業者に引取りを依頼する方法もあります。一度に処分する量に制限がなく、自宅まで回収に来てくれるため手間がかかりません。
傘以外の不用品も同時に処分でき、自宅を一気に片付けたい場合に最適な処分方法です。
傘の耐用年数は約3年
一般的に傘の耐用年数は3年程度といわれています。特に安価で強度が高くないビニール傘の場合、強風時の使用により骨組みにダメージが蓄積することも少なくありません。
壊れた傘を使用し続けると、ビニールや布を突き破った骨組みの先端部分で通行人に怪我を負わせてしまうような接触事故が発生する場合があります。このような事故により訴えられることもあるため、壊れた傘を使い続けることはせず、早急に処分するようにしましょう。
傘の処分なら関西クリーンサービスにお任せください
関西クリーンサービスでは、壊れた傘やサイズ・量に関係なく傘を回収します。
少量であればお電話1本で概算見積もりのご提示が可能です。大量の不用品がある場合は無料で現地見積もりにお伺いします。
まとまった不用品の処分は積み放題パック(※)がおすすめです。料金は、軽トラック17,000円から。搬出作業費、運搬・処理費、出張料など全てコミコミで追加料金はかかりません。お客様の処分品の量に合わせて最適な料金で対応いたします。
※積み放題パックはプランごとにスタッフ人数・作業時間に制限がございます。
傘と一緒に不用品をお得にまとめて処分!
一度にさまざまな不用品を、手間をかけずに処分できることが不用品回収の大きなメリットです。
関西クリーンサービスでは、リサイクルショップも運営しているため、引取りと買取りに同時対応可能です。有名ブランドの傘やビニール傘をまとめて処分する前に、買取が利用できる不用品回収を、ぜひお試しください。まとまった不用品の処分に困ったときは、ぜひ関西クリーンサービスを利用してみてください。
まとめ
この記事では傘の処分方法を5つ紹介しました。
【記事のポイント】
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1
傘は自治体によりごみの出し方が異なります。必ず自治体のルールを確認しましょう。
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2
ネットオークションやフリマアプリを利用して売却ができる。
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3
ブランド品ならリサイクルショップに問い合わせをしてみましょう。
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4
NPO法人や学校・駅に寄付したりすることも可能。
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5
不用品回収業者は、サイズや量に関係なくあらゆる不用品を処分可能。
自宅に増えてしまった大量の傘を処分するのは大変です。しかし、高い料金をかけて処分するのはどうしても気が引けてしまいます。
いろんなケースに合った方法がありますので、自分に合った処分方法を検討してください。