掃除機の処分方法を簡単に要約
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掃除機は小型家電リサイクル法の対象です
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家電量販店での下取りや買取、フリマサイトで売る方法もある
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すぐに処分したい、他の不用品とまとめて処分したい人は不用品回収業者がおすすめ!
掃除機を処分する時に知っておきたい「小型家電リサイクル法」について
お客様A
小型家電リサイクル法ってなに?
お客様B
冷蔵庫とかの家電リサイクル法とは違うの?
関西クリーンサービス
2013年4月に施行された、資源の有効利用と環境汚染防止のための法律です。小型家電を有益にリサイクルすることを目的として処分方法などが定められており、リサイクル料金は発生しません。
「家電リサイクル法」はよく耳にしますが、「小型家電リサイクル法」はご存じでしょうか?
掃除機などの対象項目を処分しようとした際に、初めて耳にした方も多いのではないでしょうか。環境保全や循環型社会を促す重要な役割を持った法律ですので、ぜひ参考にしてください。
この項目では掃除機に適用されている「小家電リサイクル法」について詳しくご紹介いたします。
リサイクル料金はかからない!「小型家電リサイクル法」で決められていること
「小型家電リサイクル法」が施行されるまで、小型家電は廃棄物として大半が処分されていましたが、現在は小型家電リサイクル法に則った処分が求められています。
「小型家電リサイクル法」が施行されたのは、2013年4月です。正式名称を「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」といいます。これは、社会問題にもなった「都市鉱山」に埋もれた有用な資源をリサイクルすることを目的とした法律です。
小型家電に多く含まれる鉄やアルミ、金、銀、銅、レアメタルなどの有用な金属は埋め立て地にすべて埋められていました。その量なんと、1年間で65万トン、そのうち有用な金属は28万トン。金額にして年間約844億円分といわれています。
前述の「都市鉱山」と呼ばれる社会問題にまで発展し、2013年に「小型家電リサイクル法」が施行されるまでに至りました。
掃除機以外にも、「家電リサイクル法」で指定される4品目以外の、家電製品のほとんどが対象品目に指定されています。
小型家電の回収量は年々増加しており、埋め立てられる命運にあった有用な資源が、平成30年度には約10万トン回収されるまでになりました。近年話題となっている「循環型社会」や「環境保持」のため、「小型家電リサイクル法」は重要な役割を持っていると言えます。
参考:環境省 中央環境審議会
自治体などで実施している、小型家電の回収は主に次の方法があります。
※自治体により処分方法・対象品目は異なります。必ず役所のHPなどで小型家電の捨て方を確認してください。
◆ボックス回収
公共施設やスーパー、家電小売店等に設置されている専用ボックスに投入する方法です。多くの自治体で実施している方法で、ボックスの投入口から入れることができるハンディークリーナーなどの小さいサイズの家電に限られます。
◆ピックアップ回収
粗大ごみや不燃ごみとして出す方法です。
ゴミ処理施設で作業員が小型家電を選別してリサイクルされます。各自治体の粗大ごみや不燃ゴミの排出方法に従って出しましょう。
◆ステーション回収
自治体によってはゴミの分別に「小型家電」の区分を新たに設けて、通常のゴミステーションで回収する地域もあります。指定の収集日にゴミステーションに出します。
掃除機の処分方法5選
お客様B
正しい方法で、掃除機をもっと楽に処分する方法はあるの?
関西クリーンサービス
小型家電リサイクル法に従って賢く処分する、おすすめの方法は5つあります!
「掃除機は小型家電リサイクル法を守って正しく処分しなくてはならない」ということがご理解いただけたかと思います。しかしそうはいっても、もっと楽に簡単に掃除機を処分したい、手間をかけたくないという方も多いでしょう。
そこで、今回は正しく、費用や手間ができるだけかからない処分方法と、賢くお得に手放す方法をご紹介いたします。
自治体に処分を依頼する
たいていの掃除機は自治体のルールに従って処分することができます。
ただし、サイズによって不燃ごみまたは粗大ごみなどの処理区分や、バッテリーの回収方法が自治体によって異なるので、必ず事前に確認してから処分を依頼しましょう。
家電量販店の引き取りサービスを利用する
一部の家電量販店では、数100円からの格安で使わなくなった家電を引き取るサービスを行っています。
自家用車に積み込んで持ち込めるのであれば、いつでも自分のタイミングで処分できるためとてもお得で楽な処分方法です。
また、買取サービスも行っていたり、新品への買い替えなら無料で下取りできたりする店舗もあります。持ち込む前には、店舗にサービスの有無や料金を確認して利用するといいでしょう。
買い取り業者に持っていく
中には中古の掃除機を買い取ってくれる業者が存在します。
リサイクルショップや家電量販店などが買い取りを受け付けているため、未使用のものはもちろん中古であっても買い取ってくれるのは大きなメリットです。リサイクルショップは無料で見積もりを受け付けていることがほとんどなので、買い取ってくれるのか見積もってもらうと無駄がありません。
こうした買い取り業者は、年代が新しいものや新品同様に近い状態の掃除機で、有名メーカーの製品であるほど高額で買い取ってくれる可能性があります。
ただし、店舗によって買い取る条件が違うことが多いです。たとえば、状態が悪かったり、製品が古かったりするとなかなか買い取ってくれなかったり、買い取り金額が低かったりすることがあるでしょう。まずは買い替え予定の掃除機を買い取ってくれるかどうか持ち寄ってみるのがおすすめです。
場合によっては掃除機を購入すると同時に古い掃除機を買い取ってくれることもあります。重くて持っていけない場合は、出張買取を利用してみましょう。
フリマサイトやオークションを利用する
フリマサイトやオークションに出品して処分する方法もあります。
オークションサイトに出品すれば、不特定多数の人が入札して落札され、落札した相手に掃除機を送って完了です。リサイクルショップや家電量販店などの買い取り業者と違って自分で決めた値段で処分できるのが大きなメリットです。
ただし、すぐに落札されるとは限らないのが大きなデメリットとなります。出品時の値段が気に入らなかったり、そもそも入札したいと思える内容ではなかったりと、様々な要因で落札されないことがあります。
少しでも落札されるようにするためにも、購入したくなるような掃除機の写真を撮影したり、掃除機の概要や使用状態などの情報を事細かに記載したりと、様々な工夫が必要です。
もちろん製品が古かったり状態が悪かったりするほど入札されにくいので注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する
掃除機の回収を不用品回収業者に依頼して処分する方法があります。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで回収しに来てくれる上に他に処分するものがあればまとめて回収してもらえるのが大きなメリットです。粗大ゴミやフリマサイトやオークションを利用しなくても、すぐに回収しに来てくれるのもポイントです。
ただ、中には悪質な業者も存在するので注意しましょう。悪質な業者は最初に驚くほど安い見積もり価格を提示し、不要品を積み込んだ後に勝手にオプションを追加して高額な費用を請求したり、払えなければその場に置いて立ち去ったりといった悪質な手口が横行しています。
必ず、明確な見積書の提示を求めて料金を確定してから契約することをおすすめします。
掃除機を自治体のゴミに出すときは要注意!
自治体のゴミに出すときは、地域によって異なるルールがあります。まずはホームページを見たり問い合わせたりして処分方法を確認することが大切です。
処分したい掃除機は不燃ゴミ?粗大ゴミ?
・大きさによって区分が変わる
不燃ゴミか粗大ゴミかは、30㎝以上または50㎝以上のものを粗大ゴミと定義している自治体が多いです。
そのため、短めのハンディタイプの掃除機や、一辺が30㎝または50㎝未満に分解した掃除機は不燃ゴミとなり、それ以上の長さの物は粗大ゴミとなります。
ただし、自治体によって基準は異なります。必ず役所のHPなどで確認してください。
・粗大ゴミは事前に申し込みが必要
粗大ゴミとして処分する場合、回収ボックスで処分するか自治体に事前に申し込む必要があります。
回収ボックスに投入して処分できれば料金もかからず手間もなく便利ですが、多くの回収ボックスの口は30㎝程となっています。処分したい掃除機が入るか確認しておく必要がありますし、回収ボックス自体を設置していない地域もありますので、しっかりと確認してから利用しましょう。
また、回収ボックスを利用する際には、掃除機の充電器(バッテリー)は必ず取り外し、正しく処分しましょう。
回収ボックスを利用しない場合の、粗大ゴミの一般的な処分方法を説明します。
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1
電話もしくはネットで日時を予約
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2
コンビニやスーパー、郵便局で「粗大ごみ処理券」を購入する
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3
予約した日時に「粗大ごみ処理券」を張り付けた掃除機を指定の場所に置く
掃除機にかかる粗大ごみ処理券の金額は自治体によって異なりますが、1台につきだいたい200円~500円です。
大阪市のように、宅配便による自宅回収(一部無料)を行っている地域もありますが、自治体ごとに回収方法の種類が異なるためHPをご確認ください。
コードレス掃除機のバッテリーはどうする?
コードレス掃除機などの充電器(バッテリー)は、本体と一緒に不燃ゴミや粗大ゴミとして捨ててはいけません。掃除機を捨てる際は、必ずバッテリーを外して処分しましょう。
バッテリーを粗大ゴミとして捨ててしまった場合、破損や変形によりバッテリーに使用されるリチウムイオン電池の内部がショートし、発熱・発火する事故が多発しています。
事故を防ぐ為にも、バッテリーは不燃ゴミや粗大ゴミとして捨てるのではなく、家電量販店などに設置されている「バッテリー専用回収ボックス」に入れましょう。ホームセンターや役所などに「バッテリー専用ボックス」が設置されていることもあるので、お住まいの地域のHPを確認してください。
または、不用品回収業者であれば、充電器ごと掃除機を処分してくれるので、なるべく手間を省きたい方は不用品回収業者に頼むという方法もあります。
掃除機の処分なら関西クリーンサービスにお任せください
関西クリーンサービスでは、不用になった掃除機の回収はもちろん充電器(バッテリー)付きの掃除機にも対応いたします。買取査定も行っておりますので、手間をかけずに損をしない方法で掃除機を処分したいという方は、ぜひ関西クリーンサービスにご相談ください。
処分したい不用品が大量にあるときは無料の出張見積りにお伺いいたします。経験を積んだスタッフがしっかりと査定いたしますので、見積り後に追加費用が発生することはありません。
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掃除機の処分方法のまとめ
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1
掃除機は小型家電リサイクル法の対象
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2
家電量販店での下取りや買取、フリマサイトで売る方法もある
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3
バッテリーは掃除機と一緒に捨ててはいけない
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すぐに処分したい、バッテリーもまとめて処分したい人は不用品回収業者がおすすめ!
掃除機は比較的重量がある上に小型家電リサイクル法の対象品目です。どうやって処分すればいいのか分からない人も多いのではないでしょうか。不要となった掃除機は、各自治体のルールに従って粗大ゴミか不燃ゴミとして処分するか、あるいは不用品回収業者に依頼するなど、処分方法を選ぶ必要性があります。
時間がかかってもいいのであれば、粗大ゴミとして回収してもらうのがおすすめですが、すぐに回収してもらいたい場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
掃除機の処分に関するよくある質問
お客様B
不用品回収業者は、バッテリー付きの掃除機も対応できますか?
関西クリーンサービス
はい、もちろん対応可能です。バッテリーを外さず、そのままの状態でお引き取りできます。近くに引き取り可能な家電量販店が無い場合はお問い合わせください。関西クリーンサービスなら、お電話一本で回収にお伺いいたします。